もういちど始めること

もしかして、本当に気が乗らない今このときしか無いんじゃないだろうか?

ぼすきー1周年記念生放送で話をした事と、そのやたら長い補足

ありがとう1周年

カンパイ!

ぼすきーの開設1周年*1を記念してニコニコ生放送で配信を行った。
live.nicovideo.jp

既に1週間経過してるので配信自体は閲覧する事が出来ない*2*3が、ぼすきーの歴史を振り返りながら喋る楽しいものだった。以下は実際に放送しながら観ていった企画ページ。
voskey.icalo.net
この配信は年度替わり前の良い区切りということで、最初にモデレーターを申し出てくださったみそさんの引退式も兼ねていた。この放送のために主体となって色々と用意してくださったのもみそさんである。本当にお世話になりました。感謝の念に堪えない。

どんな配信だったの?

配信全体の流れを再確認した所、以下のような感じだった。
放送時に配信・画面操作をしていたのはみそさん、司会はishikoroさんとアカーシャさん。

20:15 配信開始&音声テストや軽い雑談
21:00 モデレータ陣・イカロの自己紹介・ぼすきーの紹介
21:15 企画ページの上から順に(好きな絵文字・ノート等を)見て紹介していく
22:55 「イカロさんに質問」コーナー
23:45 新モデレータ、みそさんの引退の発表 
00:00 乾杯してエンディング
00:15 配信終了
2時間弱くらい企画ページを見ながらぼすきーの思い出を振り返り、1時間弱くらいイカロが喋っていた事になる。

来場者数1,640名 コメント8,170件と盛況で、コメントの雰囲気は完全にぼすきーのLTL状態だった。ぼすきーの普段のオンライン数から、来場者は250名~500名くらいかなあ、と想像してたのだが、予想以上だ。*4 ぼすきー知らずになんとなく盛り上がってるからで観にきた視聴者さんもいたのだろうか?

来場者数に対して広告963,700pt ギフト5,120ptは信じがたい規模だ。感謝。これはお祭りだからと溜まってたチケットや貴重なポイントを大量にブチこんでくださった皆様のおかげだ。あと謎のおじさん。

この記事の目的

企画ページは残っているので、ページを見れば「ああこういう絵文字やノートが投票で選ばれて、それについて話をしていたんだなあ」という事がわかるが、質問コーナーの内容については、私がその場の思い付きで喋っているので、ほとんど情報が残っていない。
また、リアルタイムに思いつきで喋ってるので、まとまっていなかったり支離滅裂だったりする所があり、誤解や説明不足、単純な誤りが含まれていた部分があったと思う。そこも訂正したい。
そういうわけで、少々面倒だが、発言を自分で書き起こし、それに対して補足を入れたものを記事としてアップする事にした。あれも書きたいこれも書きたいとチマチマ追記してたら結局1ヵ月以上かかってしまった。

意外と音声の文字への書き起こしって面倒だな。AIで文字起こしするサービスなんかもあるが、今回はそういうのは特に利用せずに人力である。あと、書き起こしてると意識してない自分の口癖みたいなのがわかってちょっと恥ずかしい。何度か言ってるけど自分の声いまいち好きじゃないし。

TΔT(@tsudetsun)さんと岡津 明日香(@_okaz)さんが一部を書き起こしてくださっていたので、一部流用させて頂いている(結局全て自分で聴き通しはしたが……)

イカロへの質問

1周年記念生放送は「好きなノート」「好きな絵文字」等の他に「イカロに質問したい事」を、ぼすきー上で募集していた。みそさんがあらかじめGoogleフォームを設置して匿名で募っていたのだ。
そこに届いた質問のうち、回答して構わないものをマークし、あらかじめスライドにして頂いていた。「回答して構わないもの」といったが、基本的には頂いた質問には出来る限り回答している。ちょっとチョイスが大変そうだなあと思った【好きな#伽アート】と【(教えられる範囲内でok)今までの人生の中で一番感動したことってなんですか?】という質問だけ外させて頂いた。もちろん質問自体には問題は無く、純粋に答えるのが難しかったり時間がかかりすぎそうだったのが理由だ。

1周年記念生放送の準備は「なんか知らんうちに準備が進んでるな……」という感じでイカロは直前までほとんどノータッチ*5でいた事もあり、質問の内容を確認したのは放送の2日前とかそれくらいの時期だったので、いくつか「この質問にはこんな感じの回答をしようかな」と軽くあたりをつけてググって基礎知識部分について裏取りしただけで、半分以上アドリブである。だから支離滅裂で聞き苦しい所がたくさんあったと思う。もうちょっとこういうのは事前に練っておくべきなんじゃなかろうか。*6

質問は、ある程度意図を持って回答順の並べ替えを行った。
基本的には「料理」「動画」「酒」「絵文字」「ぼすきー運営」といった形で近いカテゴリの質問はある程度近くにまとめた。また「ネタ色の強い質問は前半にざっくりと配置し、後半は徐々に真面目な話を増やしていく」という形になるように並べた。

さて、ここから下には「質問」「配信でのイカロの実際の回答」「補足の後記」を記載させて頂こう。イカロ以外のモデレータの発言も、話の流れ的に必要な場合や、面白かったものについては一部記載させてもらっている。


ishikoro「ドンドンいっちゃいましょう」
アカーシャ「どうせ大したこと送ってきてねえだろ」

Q01. 戦ったことある動物がイノシシだのシカ以外にもいたら聞きたいです

これって若干事実誤認があって、シカと戦ったことはないです。バトルしたことあるのはね……話をしたことあるのはイノシシとヤギですね。ヤギは河原で戦ったことあるんで。別にそんな動物とばっかり戦ってないですね。
どうだろう……小学生の頃に阿蘇ファームランドでアヒルに餌あげる体験した時に指やられてしまったっていう。そんなあれとか、あと天草に行った時に、海水浴場でフグに手を噛まれたっていうことはありましたね。泣いちゃったっていう……基本的には動物相手にはちゃんと勝ったことがほとんどないですね。涙目で敗走するか勝負なしっていう風になったことしかない。
だからね、ちゃんとバトルして勝てる大人になりたいなと思ってます。握力を鍛えれば開発力とかサーバー管理力も上がっていくはずなんで……あの、ウェブ魚拓を開発した人とかって握力日本一ですからね。だからもうね、そういうトレーニングをしていきますっていう感じですね。はい。これは以上です。

いきなり動物とバトルして敗北する話をする管理人。よく考えたら勝とうとするんじゃなくて動物とバトルするべきではないですね。
あと「動物とのバトルに勝つ」→「勝つためにトレーニングする」→「握力を鍛える」→「握力を鍛えれば開発力や管理力も向上する」という地味に意味不明な発想の飛躍が見られる。

ちなみに、Web魚拓の開発者である新沼大樹氏は握力165kg無いと閉じられないCaptains of Crush(CoC)グリッパーを閉じる事が出来るので日本最高峰の握力を持つのは本当なのだが、今調べたら新沼氏に匹敵する握力の持ち主もいるらしく「日本一」というのは不正確だったかもしれない。なんにせよ「身体を鍛えると開発力も上がる」というイメージの根底に新沼氏の存在がある。頭脳労働といっても最後は体力勝負やけんね……

Q02. イカロさんへ 好きなサメはなんですか

好きなサメ……これはですね、ずいぶん昔ですかね、中学生? いや、小学生ぐらいかな……ちょっと時期曖昧なんですけど、家で婆さんがなんか煮物? フカヒレの煮物みたいな感じで作ってたのが、「あ、ほらフカヒレの煮物じゃん。おいしいおいしい!」と思って食べたやつがあったんすけど、これね、フカヒレじゃなくてエイヒレだったんですよ、全然。よく考えたら軟骨とかあるし。だからね、私の好きなサメってエイですね。
アカーシャ「仲間だけど!」
以上です。

おつまみとしてのエイヒレのイメージもあるが、肉厚めに干したものを煮付けにするみたいな料理もある。煮付けは全然フカヒレっぽくないのだが、私が食べたのは若干茶色? 黄色? っぽいスープに浸ってたので「これフカヒレじゃん!! テレビで見た!!!!」となった記憶がある。でも多分トロみとかは無かった? からなんか普通に煮たんじゃないだろうか。そもそも本物のフカヒレを食べた事が無かったが、なんか硬かった(フカヒレは柔らかいイメージがあった)ので疑問に思ったら婆さんが「これはエイだから」的な事を教えてくれた記憶がある。言わなければ多分「フカヒレってそうなんだ」と思い込んでいたかも。婆さんにジェネリックフカヒレを作る意図があったのか、単にスープが偶然それっぽい色になってたせいで私が激しくアホの勘違いをしただけなのかは今ではわからない。
omocoro.jp
なんかオモコロにそういう記事があったけど、そうそう、やっぱりスープはこんな感じの色だったと思う。そうだったはず……もう20年以上も前のおぼろげな記憶だ。でも旨かったのは間違いない。そもそもエイヒレは旨いので今でもおつまみとして食べる。

Q03. 血液型はなんですか

血液型……
みそ「A(エイ)ですか?」
A(エイ)ではないんですwこれはね、Bです。かに座のB型ですからね。私が大怪我したときはちょっと頼みますって感じですね。血液型かぁ……これ、ちょっと、返しにユーモア広げる余地があんまないなぁ。けど、B型っぽーいって言われるのは嫌だったなぁみたいな話はあります。血液型占いってあんま科学的根拠ないのに一時期すっごい流行ってた。なんか……アニメもありましたよね。血液型くんとかね。アーススターエンターテイメント。ね、科学的根拠なくてもちゃんと創作とか商売はできるんだなぁって、こう……人の営みにはそういう領域があるんだって、そういう気づきを得ましたね。そういう話があります。何だっけ……うん、以上です。はい。ごめんなさい……

エイの話からAに繋げる発想は無かったのでみそさんの小ボケにちょっと笑ってしまった。
当時、血液型占いが流行っててB型はクズ扱いだったし、かつてのインターネットでは科学的根拠が無いと叩く風潮だったため私もそれに同調して嫌っていた覚えがある。
お金というのは科学的根拠や実用性がなくても、人を楽しませたり納得さえさせれば受け取れるのだ……という学びはあったが……当時の、あたかも科学的根拠があるかのような「実験結果」のVTRを流して偏見を強化したり、血液で人格を決めつけていた風潮はコンプラ的によろしくないと思う。エンタメとしてのウソと詐欺の境界線は見誤らないようにしたいものだ。

Q04.りのちゃんにぺろぺろされたご感想をどうぞ。

あー、りのちゃんね。やっぱ愛犬的なね、愛犬的な距離感で可愛がってるんでね。女の子というよりはワンちゃんに舐められてるような感じですかね
「子供たちが家を離れ 寂しかった我が家ですが、この『りの』が来てからは毎日の生活が楽しくなり、ペット同様可愛がってます」
そんな感じの気持ちです
アカーシャ「やっぱ認知はされてないんだ……!」
おかきもち「かわいそう……」
アカーシャ「でも昔よりマシか」

ちゃ、ちゃんと可愛く……(?)

最後は「自分なりに可愛がってる気持ちはある」みたいな事を主張したかったけど噛んで言い淀んだっぽい。
ちょっと恥ずかしかったので愛犬ロボ「てつ」のフレーズを出して誤魔化した。愛犬的な距離感なのは本音ではある。犬飼った事無いけど……
www.nicovideo.jp

Q05.熊本・東京以外で住むならどこに住んでみたいですか?

旅行してみたい所はたくさんあるんですけど住むとなるとちょっと、わっかんないなあというのがありますね。どうしても故郷か都会かって二択になりがちだなーって、住めば都と言うから、多分どこだろうと住んだら情が湧いて好きになるかなーと思うんですけど、そういう意味ではどこでもいい……んで、そう。熊本もいいとこなんですけどやっぱ故郷じゃなきゃあ住もうと思わなかったかなぁとは思うんで実際の話。
現実的な話ぃ……を全てを無視していいんならカリフォルニア。カリフォルニアサイコー。カリフォルニア州サンフランシスコ。iPhoneとかiPodとかってDesigned in California assembled in Chinaって書かれてるでしょ。えぇ……!? って。Made in chinaをこんだけしゃらくさく書けるんだぁってビックリして!
それでもう……あっちだと暖かい北海道みたいな扱いなんですよカリフォルニアって、すごくない? なんか、だからもう、でもまあね、ただシリコンバレーって物価とか治安とかえげつない事になってるから実際にそういう現実的な話をするとダメなんですけど、イメージ上のカリフォルニアに住んでサーフィンとかして暮らしてえなってそういう気持ちはあります。
ウボァーアメリカンドリームですね」

「熊本か東京以外」という条件で唐突にカリフォルニアを出した*7のはやはりIT屋としてシリコンバレーへの憧れみたいなのがあったのかもしれない。Appleもようやっとる。Android派だけど。まあこれも令和の時代には古いアメリカンドリーム観かもしれない。*8
カリフォルニアサイコーは、なんJで「加速するストレート」について語った通称マグヌスニキが、マグヌス効果によるボールの「HOP-UP」を説明する参考資料として、楽しそうに日本語で「カリフォルニアサイコー」と発言する(恐らくアメリカ人の)サーファーが次々登場する謎の動画のURLを提示した、という出来事が元ネタ。これはかなり意味不明なのでとても好き。
ちなみに「暖かい北海道」というのは、北海道のような広大な自然を誇り酪農が盛んでありつつも、北海道よりは温暖でパラダイスみてぇな土地、というアメリカ的なステレオタイプが存在するのでこのような発言になった。でも酪農が盛んで温暖、それって熊本かな。それって熊本県だね。熊本だいすき。

Q06.バオバブ育てない?

逆にこれなんでぼすきーでバオバブが流行ってるかマジで教えて欲しいんすよね! なんか、どうなんだろう。星の王子様とかに登場するメチャメチャクソデカい木ってイメージがあるんですけど、調べてみたんですよ、質問来てたから。割と盆栽としてもやられてるような? もので、大きめの植木鉢とかで育てられるものらしいんですね。なんかねえ、植木鉢かあ、昔お婆ちゃんが玄関の花壇でお花育ててたなあって。こう、でっけぇ緑のジョウロでお水やったりしてたなあみたいな、そういう思い出が、ね。なんか蘇ってきて。植物を育てる生活いいなあって。子供の頃はつまんないと思ってたけどいいですねって、でもバオバブは育てません!!! 育てません!!

バオバブが流行ってる理由はマジでいまでもわかってない。エイヒレの話をしたからか、なんかお婆ちゃんの思い出がまたフラッシュバックしてしまった。もう亡くなって随分経つのだが、今でも玄関の花壇のお花とデカい緑色のジョウロと当時の家のジメジメした土の匂いはたまに思い出す。*9 あと庭でキャッチボールしてて花壇の植木鉢を粉砕した結果、お婆ちゃんが「楽しみに育ててたのに……」としょんぼりしてた記憶を思い出してウアアアア!!! となる事もある。

Q07.好きなファンタの味は?

これもなんだよ!!!
ウボァー「しょうもない質問ばっかだ!!」
ファンタってコカ・コーラの偽物なんですよ。ドイツが開発した。コカ・コーラの偽物なので、そういう生まれなんで。だからコカ・コーラの話をします。
子供のころ本当にね、バニラコカコーラってのが一時期出てたんですけどメッチャクチャ人気なくて近所のスーパーで死ぬほど売れ残ってて、凄い悲しかったなってのがあったんですよ美味しかったのに。悲しかったからねファンタグレープ飲んで、ましたね。子供の頃はワイン、ワインとかってイメージ上のワインってファンタグレープみたいな味だと思ってたんですけど実際ワイン飲んだらスッゲェ渋くて全然違ってて。それからなんか、ファンタオレンジィ……好きなファンタはオレンジになりましたね。みんなそうじゃない?
ウボァー「それはどうかな……僕はブドウの方が好きですけどね」

質問事前に見て実際に答えるまで「これなんか覚えのある質問だなあ」と引っ掛かりつつ思い出せなかったが、これはTRPG「怪談白物語」でキャラクターの設定として決めるようにルールブックに記載されている質問だった。だったら無職の話とかすればよかった。
dic.nicovideo.jp
個人的には、私が適当に回答した中でも特に論理展開が破綻していて好き。
「好きなファンタの味を訊かれた」→「ファンタはコカコーラの偽物*10 である」→「だからコカ・コーラの話をする」→「バニラコカコーラが好きだったが人気無くて悲しかった」→「だからファンタグレープを飲んでいた」→「ワインはファンタグレープ的なものだと思ってたら全然違った」→「だからファンタオレンジが好きになった」→「みんなそうじゃない?」

「だから」の接続がほとんど機能しておらずとにかく連想ゲームで発言しているとわかる。マジカルバナナじゃねえんだぞ。これで最終的に「みんなそうじゃない?」と同意を求めるのも意味不明*11だし、ウボァーさんが「それはどうかな」と素朴に反論しているのも面白い。

Q08.ぼすきー内から失礼するゾ~(謝罪) いんゆめを禁止にして料理を作ってバトルしてみた(sm43217545)面白スギィ!!!!!  自分、広告いいっすか? 淫夢知ってそうだから淫夢のリストにぶち込んでやるぜー いきなりクソマロしてすみません! 許してください! なんでもしますから! (なんでもするとは言ってない)

ishikoro「なんか……ろくでもない文章来ましたけど」
アカーシャ「ああ、次々」

これ、これ、まあまあ。いや、質問……質問を送る所なのに質問になってないじゃないか。こんなんじゃコーナーになんないよ~って。
アカーシャ「クソマロだよ」
広告なんてそんなことしなくていいから(良心)
まあでもあの動画は結構楽しかったんですけど、やっぱいんゆめの領域とボイロの領域の文化的な境界って結構デリケートな奴ですから、だいぶ気を使う所はありましたよね。
なんで、あれで使った元ネタのリストみたいなのをちまちま書いてたから多分この後、ブログ記事にでもしてアップすると思います。アドベントカレンダーとかを書いてたブログにでも。書くと思います。
はい、質問じゃないから次々。

実際にブログ記事にしてアップ済みである。えらい長くなった。
icalo35.hatenablog.com

Q9.イカロさんは何割ほどコアラなのでしょうか?

あのぉ……コアラぁ???? うーん、どうなんだろう。コアラっていう文字。コアラっていうシニフィアンが、コアラというイデアシニフィエをどの程度表すのかっていう話みたいな所で一席ぶつことも出来るんですけど、あのぉ……うーん、ちょっとコアラだよぉ。書いてある通りにコアラです。
以上ですって感じですね。
ウボァー「書いてある通りにコアラ」
書いてある通りにコアラです、何割とかは無いって感じです。

これはいまいち回答を拡げる事が出来なくて反省。そもそも私がコアラである事は当たり前すぎて何割とか無いというのは率直な感覚でもある。コアラである事が当たり前すぎるって何?
コアラというシニフィエが表すシニフィアンが見当たらないアイコンなのでそのへんに引っかけて語ろうとして失敗している。
実際に「割合」というものを本当に意識したことがなかったのでこれは案外考えさせられる問いだ。そもそもアイデンティティに「割合」というものは存在するのか?
例えば「エンジニアで動画投稿者でSNS管理人である」という自分のアイデンティティのうち「あなたは何割ほどエンジニアですか?」「あなたは何割ほど動画投稿者ですか?」と問われるのに近い感覚を覚える。アイデンティティってそういう問いに数字で返答出来るようなものではない気がする。「自分にとってコアラとは何か?」みたいなのならもうちょっと拡げようがあったかも。いや、別にあるはずないだろ……アホか……?

Q10.今まで全部煮てきた中で特に好きな煮はなんですか?

これ「特に好きな煮」って言い方だから結構曖昧だなあって気持ち。あの、動画指してるのかな、料理の味を指してるのかなってところでアレなんですけど。
動画としては4つ作って統合したやつは自分の中で良かったっていうのがあります。あと謎を煮たやつですね。謎を煮たやつも好きです自分の中で。
料理としては動画で出た奴だとブリ大根は本当に美味しく出来たなって自画自賛してたんですよね。ちゃんと和食出来たなっていう手ごたえがあった。その、ブリ大根なんて一人暮らしのオッサン作んないでしょうって。作ってみたら凄く美味しく出来て感動したってあれがありましたね。
あとはカレーとか肉じゃがはなんだかんだ安定して美味しいし、リゾットも米の煮物みたいなもんだという風にすればかなり好きでレパートリーには入ってるって感じですね。
くさやはカスです。あんなものは煮ちゃダメ。
ishikoro「マーマイト煮てくれませんかなんていうコメントも来てるんですけど」
マーマイト、隠し味としてはまあ……入れてますよ既に。
アカーシャ「ええ私も結構日常的に使ってますからね」
なんていうかメインだとおかしくなるんですけど、全然隠し味としてちゃんと美味しい奴ですよあれは。

料理そのものについては真剣にやってるつもりだが、やはり自分はエンタメ寄りの人間だな、と感じさせられた質問。
料理ガチ勢はたくさんいるものの、視聴者の多くだって素人なので「素人が頑張って作る」というチャレンジ性、共感性みたいなのが私の作風上では大事だと思っていて、それが行き過ぎると「くさやを煮て臭いで自分もろとも家族を苦しめる体験」という普通じゃない感動を視聴者と共有する動画、という形を取る羽目になる。
私みたいに極端な挑戦やボケを好むタイプの人間にとっては「全部煮る」というシリーズの持つ「煮物だけ」という縛りはある種の安全弁として機能してるかもしれない。ジャンル限定の投稿祭に積極的だったのとか。ノージャンルだと何をし始めるかわかったものではないし、多分いつまでも作り終わらない。

Q11.くさやじゃなくて腐乳のラーメンどうですか 腐乳美味しいですよ

くさやじゃなくて腐乳、フニュー!? ふにゅ~、フニュー 腐乳というと……豆腐ようは板前さんの差し金によって豆腐よう食べた事はあるんですけど、腐乳、多分近いものかなと思うんですけど正確な味知らないんですね。で、この手の発酵食品って煮物の風味付けとかコク出すために少量使うみたいな使い方ならあの、ナシではないんですよラーメンスープとして、多分。でも動画にしたくさやラーメンは馬鹿みたいな量使ってるからダメなのであって、ちょびっと入れるんならまあまあまあ、風味出してコク出してって出来ると思うんですけど、ただ……ラーメンのスープ作るのって本っ当にダルいんですよ。大変なんですよ。パスタソースとかより断然面倒くさいと思う。
みそ「面倒くさいですねえ」
だから試作も本当しんどかったですから……だから普通のラーメン味のバランス取りながら作んのダルいと思ってるのにそんな尖った食材使うわけないだろぉっていう。無茶なんですよあんなもん。製麺も大変でしたからねー、もう。まあただ腐乳は興味はあるんで、そのうち楽天で買って食べてはみますけど、多分ラーメンにはしません。ラーメンにはしないです。

ラーメンは実際、たっけぇ池永式製麺機があるし、第二回ラーメン祭で主催しておきながら自分の動画を投稿出来てない後悔がかなりあるんで、何かラーメン動画上げたい気持ちはあるんですが……ぐぬぬぬぬ。
腐乳はまだチャレンジしてませんが、ちょっと意識してるので絶対食べます(ラーメンにはしないけど)

そもそも製麺に限らず、料理動画の撮影って思ったより大変だ。難易度が高いという意味ではなく労力がしんどいという意味。長年やってきて物凄く今更だけど。動画を編集する以外の工程に縛りが多すぎる。撮影で1日潰れる事はザラだし。
パソコンの前の作業だけでなんとかなるタイプの動画をやってみたいってずーっと思ってる。それはそれで多分別の苦労があるんだろうけども……

幕間

みそ「もうカスタム絵文字にされてますよ」
アカーシャ「『くさやはカスですあんなもの煮ちゃいけない』通すかそんなもん!!」
ishikoro「名言がもうカスタム絵文字化されてる……」

Q12.どうすればイカロさんになれますか

イカロなんかになっちゃダメだよ。あのね、私もね、イカロになろうって頑張ってんだから。頑張ってんだけど大変なんだから。イカロはね幻想ですから。イカロなんてねえ。そういう奴をやろうとしてるけどね、あのー、素の自分はね、ちゃんとしたイカロ像からかけはなれている存在なのでね、っていう。ところがね、あります。

これもQ9の内容に通ずるアイデンティティの話。「イカロってなんだよ」というのは私の中でもよくわかってないです。
色んな人に楽しんで貰いたいものの、動画じゃなくて私の自我がコンテンツになってもしょうがねえだろという感覚は自分の中にずっとある。
ただ私は作風的に自我や体験をドキュメンタリー化したものが結構得意だし作ってても楽だし、割とウケてるな、という感覚もあり、そこに矛盾がある。
キャラや声を借りているのに自我を積極的に出すのはどうなんだ? いいのか? まあ結局それが視聴者の楽しみに繋がってるならOKではあるものの、自我を出す事を目的にしてはダメだな、という思いは割とある。*12 とにかく動画を楽しいものにしよう、という目的がまずあり、結果としてやむを得ず漏れてしまった分の自我、それが今のところ私にとってのイカロだ。私自身にとっても理想化されてる所があるように思う。

Q13.どうしたらイカロさんみたいな面白い動画が作れますか?(プロットとかネタ帳などどのように作っていますか?)

これは基本的には私、普段からやってるところに関しては、そのTwitter……いや……"エックス"にせよ、ブログにせよね、他人が面白い事を言ってるな、とかこんな面白い事があるなって思いついたらEvernoteとかOneNoteみたいにスマホとパソコンで同期出来る系のアプリに延々溜めて書いていっぱいストックしてるような。で、それを改変したりしてなんか変な文章作ったりとかそういう事を日常的にやってるんですよね。だからまあ割とパクりというか、他人の真似を延々とやって嚙み砕くってことをずーっとやってるような感じ。
で、面白い動画を作れます、動画、動画……面白いのか? っていうの自分で。頑張ってるはいるんですけど、何がウケてるのか自分でちょっと正直よくわかってないんですよね。
自分の面白さに自信……が、まったく無いとまでは言わないんですけど、突き詰めて考えると「なんで?」っていう気持ちになってきますよねやっぱり。
だから「どうしたら面白い動画が作れますか?」って本当の所、私にもよくわかってないし私が知りてえよって感じではありますね。
コスパとか良くないんですよ私の動画の作り方。1本の動画にメチャメチャアホみたいに毎回新しいチャレンジ入れたりとか金使ったりとか労力使ったりとかそういうことしないと気が済まないタチだから、ただコンスタントに出来ない、だから定期的に投稿するってことが出来ないから、そういうことをむしろ今度はやりたいなっていう風に……
で、台本とかどうしてますプロットとかどうしてますっていうのは、大きな枠組みは決めるけど、作りながら修正するのが多くて、完成したらだいぶ別物になってるんですよね。
動画4本撮って結合したら変な形になるだろうみたいなアイディアもあったけど、アレすら結構基本的な構造だけ決めてアドリブでやってたりします。

あとは、プリミティブな創作じゃないんですよ、動画って。あのプリミティブっていうのは一番細かい部品、基礎になる部分。あの絵は何もないまっさらなところから描くじゃないですか。動画ってやっぱお借りするっていうんですかね、撮影する事はあるけど、基本的には立ち絵とか効果音、BGMとか借りて並べるだけでしょう。だから喋ってもらう内容とか展開だけを考えるんですけど、そういう大きな構造の創作しか出来てなくって、声も借り物ですから……だから、他の人が用意してくれた借り物をどう並べるかっていう事になって、それ自体はとてもインスタントな……インスタントな創作だなって、だから軽く見られがちな所じゃあるのかなっていう風に思うんですけど、だから動画投稿をしてる人って絵を描きたがる人ってやっぱ出てきたりするじゃないですか。あの絵に興味無かったけど動画投稿したから描きたくなったっていう人。私の場合は音楽ですね。音楽のプリミティブをやりたくなってきたっていう気持ちがある、と。細かい所をコントロールしたい、自分で作りたいって気持ちが宿っていくと。
TOKIOみたいな精神ですよね。ラーメン作るなら麺を買うんじゃなくて、小麦粉から製麺する。いや粉の前に小麦を栽培しよう。いやいや畑から作ろうって、ドンドンプリミティブになっていく、って。プリミティブなものほど偉いみたいな精神性みたいなの、結構創作する人はみんな持ってるんじゃないかなって。
ただ、それはキリがない事なんですよ。SF作家で物理学者のカールセーガンっていう人がいるんですけど、カールセーガンは「本当の意味でアップルパイを作り出したいんならまず宇宙を創造しなければならない」っていう風に言ってて、その、プリミティブであるということは宇宙に近いということです。だから偉いって思うかもしれないけど、でも……でも借り物でも一杯のラーメンには価値があるぞっていう、そういうことを、インスタント麺を旨く茹でられるって事にも矜持を持つ事はできるわけです。
なんでそこに情熱を持ちてえなっていう気持ちでやっていっている。
なんだ? なんか言いたい事がブレブレになったけどまあそういう事を考えながら作ってますっていう。
ウボァー「なんか急に良い話になって感動が」
アカーシャ「ね、感動が芽生えますね」

普段思ってることをベラッベラ出してるような感じ……
ウボァー「や、ありがとうございます」

これはそれなりにずっと思っていた事の言語化にはなってるけど「長くなりすぎかな」という意識が出て尻切れになった所がある。
後半の「プリミティブなのは確かに凄いし偉い」は常々思ってた事だけど、私の中で本当に言いたい所であり主題だったのは「そうでない創作にも矜持を持てよ」という結論の方だった。「プリミティブなのが何故偉いと感じるのか」の分析や説明に尺を取りすぎたせいで結論がサラッとしか言えずに弱くなったかな、と反省。
全てのコマを描画して表現する「アニメーション」の動画と違い、素材を並べて構成を作るタイプの動画編集、「コンポジション」というのかな……そういう種類の動画は、低クオリティで構わないなら今の時代驚くほど簡単に作れてしまう。借り物の素材のクオリティが高ければ雑に作ってもそれなりに見れるようになる。でも、それだけでは何かが足りない。そう、感動だ。
コンポジション」の力、編集力を高めればよいということか? そういうわけでもない。私が思うに、動画を面白くするのに重要なのは見せたいものをどう見せるか、何をテーマにしてどう感動させるかという部分を「構成」していく部分だ。「構成」は目に見えないから意識しないとそもそも存在自体に気付かない事も多い。しかし素人の「動画編集者」が出来る努力の多くは構成にあり、他に才の無い人間にとってはほとんど全てだ。

「どうすれば面白い動画を作れるか」以前の問題として「プリミティブな創作が出来なくとも、構成に力を入れて動画を楽しめるものにしてやりたい」という意識がまず無くてはいけない。「楽しめるものにしたい」という意識無しに動画が勝手に楽しくなることなどない。ならばそこに矜持がなくてはならない。構成というレイヤーの創作が持つ可能性をまず認識することが必要だ。プリミティブではなくても、高クオリティの素材を作ってくれている人と対等に肩を並べ、人を感動させんとする心意気だ。*13

最近の合成音声界隈を騒がせた某事件については私はさして詳しく追えていないのだが、その流れで「立ち絵の絵師は動画投稿者にとって神のようなものだから」「動画投稿者なんて絵師がいないと何も作れないんだから」という言説が一時期飛び交ってた事があったように思う。
私はそれに人知れず憤慨していた。確かに立ち絵には世話になっており、これ以上なく有難いものだ。そこに敬意を払わないのはいけない。しかしその魅力を引き出さんとするのが構成屋たる動画投稿者の腕の見せ所であり、ならば立つべき地平は対等だろう。ふざけるな、矜持を持て。大げさかもしれないが、やっている事は指揮者であり監督であるはずじゃないのか。変に気負いすぎか? そうかもしれないが……
とにかく、そういう事を語りたかったのだった。

「どうしたら面白い動画が作れますか?」という問いには明確な答えを持たないが、あえて答えるなら「まず、作ろうと明確に想うことから」という月並みなものになる。*14

Q14.バナナはおやつに入りますか?また、おやつに入る場合イカロさんはデカメロンですか?

アカーシャ「あー……(クソデカ溜息)」
えーっと? あ~~でもね、バナナはおやつに入りますか。そういうのはしれ~っと「おかずです」って言いながら堂々と持ってきた方がいい。君が質問したからじゃあおやつ扱いにしておくか……って言ったら買えるおやつの量が減っちゃうじゃないのって感じするので、そこはちゃんとね、あの「訊くな」っていうのがあります。
で、デカメロンデカメロンって、えーっと私この質問見たときにデカメロンってなんだっけって検索したんですけど、あれってイタリアの文学作品ですよね、元ネタは。なんだっけ、ダンテの「神曲」を意識して書かれた作品で、あのー、神曲キリスト教の宗教的な煉獄とか地獄とか天国とかその辺を描いてるのに対して、デカメロンって人間ドラマを焦点当てている作品ですから。人曲とか人の曲とかウマナ・コメディア(Umana commedia)とか言われますね。そういう作品だっていうところで人間ドラマに焦点あてるっていうか、神じゃなく人であると、神曲ではなく人曲であるかっていう、話かもしんない。だから精神性的にはエッチな音楽を作りましょう皆さん、みたいな精神性をこの質問には問われてるんじゃないかな? 多分この質問の人はそういうことをイカロに問いかけてるんですよね多分。
アカーシャ「なるほどなあ?」
歴史的な流れを見たら神曲とかデカメロンって作品は庶民的、ラテン語じゃなくてトスカーナ語とかで書かれてるんですね、だから、なんだろう。ルネサンス初期の初期の作品だから高尚な文学作品はラテン語で書かれるものという固定観念があった時代で、こう、あえて俗な言語で広めるっていうそういうなんか。その後ルターの宗教改革で聖書をラテン語からドイツ語に翻訳するみたいなそういう話にも繋がっているような流れですよね。知識人というか趣味の特別な所をエンタメとして広めていくぞっていう流れに繋がってるから、そういうコンテンツを作って、人間ドラマを重視したいっていうデカメロンの位置付けっていうのは確かにイカロが目指すところの1つかもしんない。そうあれかしって気持ちがあります。
だから、それを踏まえて回答するとイカロはまだデカメロンではないです。それを目指しています、と。バナナがおやつだろうがおかずだろうが、多分そこは変わらないっていう気持ちがあるっていう。そういう回答ですね。
ishikoro「おかしい、急に知性下がる質問来たなって思ったら、急に知性回復したんだけど」
アカーシャ「デカメロンがダンテの話になるとは思わなった」

このデカメロンについては質問がアホっぽいので最初は素直にボケてデカいメロンの話でもしようかと思ったが「そもそもデカメロンってなんだったっけ?」と思って検索したら「ああ近世初期頃に、神曲からの一連の流れの作品だったか」「ルネサンス、大衆化、人間ドラマというテーマか。創作論に引っかけて一席打てそうだな」となりこの位置になった。私は大した教養人ではないのでデカメロンの原典に触れた事は無いのだが、その歴史的な立ち位置、意義は想像以上に深いように感じる。欧州における大衆文学の走りと言えよう。14世紀といえば黒死病の時代、死の舞踏から再生(ルネサンス)へ繋がる時期だ。実際にデカメロン自体、ペストから逃れた男女が気を紛らわすために愉快で軽妙な物語を語り合うという形式の作品だ。*15 軽く調べてみた感じ、どうも下ネタや権力者を風刺するスカッと系の話が多いらしく、明治時代の日本では訳書が一時発禁、有害図書みたいな扱いだったようだ。言葉の印象以上にエロい本だよ。意外と古典ってそういうのあるよな。日本だってデカメロンの300年以上前に源氏物語とかいうエロい古典が書かれてるんだから負けてねえぞ。そういうエロ情報を仕入れてるけど配信ではノリで語ってたから説明もなく唐突に「エッチな音楽を作りましょう皆さん」という某氏*16の名言にいきなり飛躍している。この名言は音楽について「緊張と解決の繰り返しが気持ちいい」「焦らすと快感が増す」という流れからの発言であり「快」についてのポジティブな姿勢やユーモアのセンスに溢れていて凄い。某氏は曲がオシャレな上に歌詞が全体的に「快」や「憧れ」みたいなものにずっとポジティブで聴いてる側も気持ちいいよね。現実はどうあれ物語では愉快でエロい人間のドラマをやりましょうという精神性はデカメロンと通底していると(勝手に)感じたし、私の目指す物も割と近い位置にある気がする。
読んだことない古典作品に引っ掛けて語りすぎかも。偉そうな感じがしちゃうかもしれないので普段語らない反動だ。

Q15.https://voskey.icalo.net/notes/9fjk36tcl2(そうやなす)の全訳をください

あのこれね、ごめんなさいなんですけど、あのね、あのー有志の皆さんが推測したやつで大体合ってるっていうところで。私ね、酔ってる時の細かいニュアンスとかね、本当に覚えてない、これお答え出来ないっていうのが本当の所ですね。
ウボァー「1個訊きたい、イカロさんに訊きたいんですけど」
はいはい
ウボァー「あのー、お酒飲んだことないらしいですけど、アルコール入った時に変な、変なっていうかこういうことを口走るじゃないですか」
はいはい
ウボァー「以前、あのー2月末、3月か。ボイボ寮祭の終わった後にイカロさんと僕飲んでたんですよね。で、その後に解散した後、僕、その時、イカロさんまだ飲ませないとちょっと狂わせられないかなあって思って解散したんですけど、その後イカロさんちゃんと狂ってたんですよね」
アレはウボァーさん達と別れた後に中華料理屋でチャーハン喰いながらビール飲んでたんですよね。それで一人になってもういっかぁ、緊張したけど楽しかったなあってこう、過ごしてたんですけど、その後アパホテルとかにいってアパカレーとか食いながらやってた感じですね。
ウボァー「あぁ、じゃあやっぱりあの後追いをしたって事ですか、どっちかというと意識はしっかりしてるけど手元の操作がおぼつかなくなって変な事を言ってるのかなって個人的に考察してたんですけど、そうではない?」
あー、それに近いですよ。それってあのー、次の質問に多分なるんですけど……

ちなみにウボァーさん達と別れた後に食べたのは正確に言えばパスタと白ワインとチャーハンと麻婆麺とビールとアパカレーだ。
自分でも何でこんなに食欲があったのか謎。別に普段からこんなに食べてない。アパカレーに至っては別に食べる必要もないのに謎の義務感で熱湯で暖めて雑にすすって気絶したらしく写真すら撮っていない。あと何故かお土産で持ってきたけど存在を忘れてた「恋する甘夏チーズケーキタルト」もいくつか食べた。これは普通にウボァーさん達に振る舞えば良かった。何やってんだ?
多分変なノート投稿してたのは記憶が確かならチャーハンのタイミングのはずだが記憶が確かな保証は無いし、どの段階でおかしくなってたかはわからない。なんならボイボ寮祭の時点からだいぶおかしかった気もする。

ウマーイ!
Q16.酔っているときのノートの送信環境が気になります(?)

これが、基本的にはスマホなんですね。家でパソコン操作しながら酔っぱらうまで飲むことがまず無いんで。人とお店で話しながら飲むとかなり飲んでやっちまうってのがあったりとか。
ってか、そもそも私お酒飲まなくても誤字とか誤変換めちゃくちゃ多いんですよ。なんで、あのーなんだろう。単純に操作ミスっていうのもありますけど、本を読んでると文字が滑るみたいなのがたまにあるじゃないすか。頭に入ってないのに読み進めてるみたいな時ってある。それに近い感じで指が勝手にボヤーッと変な入力をすることが結構あって、普段はちゃんと癖で訂正するっていうのが出来てるんですけど、酒飲んでまあいいかって気持ちになると、その訂正無しで通っちゃうっていう感じになっちゃうんですよね、楽しくって。で、フワフワしてちゃんと覚えてないんですよ。まあフリックですよ、実際スマホで。
だから「スミマケン✨」は何でそうなったのかわかんないし「ボコツサキ」が「ぼ稿祭」なのは間違いないと思うんですけど、うーんそれ以上はちょっとわっかんねえですね……実演したくねえって気持ちが強くあったんで、ウボァーさんの前では我慢してたっていう。
ウボァー「あー、我慢されてた! いやー、クソー!」
かなり理性を保とうとしてたんですけど、リラックスしたら終わってしまうんですよね
ウボァー「いや~~! 惜しかったなあ~~~!」
アカーシャ「そういうことだったのか~」
ishikoro「でもお酒飲んだことないんですよね?」

……ない。まったくない。
寒崎「なるほどね?」
アカーシャ「なるほど」
ウボァー「良い反省になりました、ありがとうございます」

ボイボ寮祭の時は絶対実演したくねえなあ~~~って思って我慢してたせいで解散した後に食欲が爆発したのだろうか?
とにかく、泥酔ノート書くのを皆さんの前で実演する事は無いだろうし、書いた自分は大抵はっきり覚えてないから永遠の謎になるはずだ。理性ある大人は記憶が飛ぶまで呑むべきではないし、醜態を晒したくはない。
→ (2024/5/3の声音の宴3で無事醜態を晒したかもしれない)

Q17.おねちゃんです!!いかろすくさけでだめなる?よわいのか?たくさんのむからだめなるか?

これ乱射魔さしみさんとこのおねちゃんだろ。まあね、たくさん飲むからだめなるよねえって感じですよね。お酒好きだけど強くはないんだなぁ~っていう感じで。
だから家で飲む時は高めのお酒、高めのお酒をチビチビ飲むっていう感じの方が多いですし、料理のついでになるような感じが多い。だからね酔っぱらうためには飲まないっていうか、肝臓もそんなに強くないんで、高いのチビチビ系ですよね。だから、たまーにちょっとしか飲まないからたっかいお酒を買うんだけど、トータルではお酒にあんまりお金かけてない、ですね。
で、ただね、飲み屋さんとかでお酒を飲んでお話しようってなると、楽しくなろうってのが目的になるから酔っぱらおうとしちゃうんですよね。飲み放題メニューとかがあるとガバガバ飲んじゃって。飲み方が違うと酔い方も違っちゃいますよね。そういう時はそのー「たくさんのむからだめなる」そうです、その通りですっていう感じですね回答するなら。
ウボァー「おねちゃんは鋭いなあ」
鋭いなあおねちゃんは
みそ「おねちゃんは何でも知ってるなあ」
アカーシャ「じゃあお酒飲んだことないってことで」
ishikoro「でもやっぱりお酒は飲んだことないんっすよね?」

そうだよ

仕事の場合やボイボ寮祭の時など「酔わないぞ」と強く意識してる時以外は、他人と飲むとだいたいダメである。つまらなくて話題が無いときに場をつなぐために飲みまくる場合もあれば、楽しいのでテンション上げたくていっぱい飲む場合もあるが、過程が違うだけで結果は同じだ。
記憶飛ぶほど飲んでも二日酔いになる事はあんまりないから、そういう意味では強いのかもしれない。だからって調子に乗るなよ。大人なんだからほどほどにせいという感じ。

→ (2024/5/3の声音の宴3で無事以下略)

Q18.好きなウイスキーの銘柄は何ですか?

で、またお酒系の質問はまとめてたんですよね、順番的に。
好きなウイスキーの銘柄は何ですかっていうのがあって、これは結構明確にあって、マッカランですね。スコッチウイスキーの王道っていうか、私は元々醸造酒っていうか度数が低いお酒、ビール、ワインとか日本酒の方が好きで、焼酎とかウイスキーみたいな蒸留酒、度数高い酒に苦手意識があったんですね。なんかちょっと強すぎるなっていうのが。挑戦してみたくって、それでだいぶ昔になんか初心者向けでオススメだよってことされて、飲んで、ワアこれすごい飲みやすいじゃんってことでマッカランが好きになったんでーすーけーど、最近メチャメチャ値上げされて死ぬほど高くって。高いお酒でもいいかなーって思ってたんですけど、流石にちょっと度を超えたなっていう。12年モノでも10000円とかしてヒェエエエってなっちゃってて。
だからねー、味の方向性は違うんですけど、ボイコネの時に、みそさんに国産のイチローモルトっていうのを頂いてですね、凄く美味しくって、まだ手元にもあるんですけど、だから飲むんならそっちになってくるかなーっていう、今後飲んでいくんなら。
みそ「イチローモルトは埼玉の酒なんで素晴らしいですよ」
埼玉推しになってる!
コエイロインク投稿祭で和牛食いながら唐突にイチローモルトが出てきたのはアレはみそさんから貰ってたからっていう。
おかきもち「裏話だ!」
みそ「出てるなあ~って思いながら」
アカーシャ「ぼすきー裏話だ」
ウボァー「でもお酒飲んだことないんですよね?」

ないですないです

この回答のため私の例の「イウしキー」投稿の時に呑んでた酒がマッカランであると認識した人もいるかもしれないが、別にそればかり吞んでいるわけではない。
マッカランは基本的に家で飲むし、みそさんから頂いたイチローモルトもその枠になっている。むしろ、他人と泥酔するほど飲む時は別のお酒を選ぶことが多い。記憶が確かなら、イウしキーの時に飲んでたのは恐らくラフロイグとかだったはずだ。ピートくっさ♥ 燻香強すぎ♥ 正露丸なの?♥ というカスみてえな発言をしていた記憶だけはやたら残ってるから多分そう。

Q19.イカ鯖缶閣下、好きなおにぎり(おむすび)の具材はなんでしょうか?閣下のロールは「鮭缶」になっておりますから、恐らく鮭がお好きなのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

鮭缶、"閣下のロールは鮭缶になっておりますが恐らく鮭がお好きなのではないかと思います" さけ、サケの話、またサケの話してる。
あのねー、確かに鮭、私、鮭大好きなんですよあのー、全ての魚の中で鮭って別格にスッゲェ美味しいなあって思ってたん、ですよね。なんかカミサンに聞くと「そこまでか?」みたいなリアクションされるんですけど。なんかサーモンとか鮭って、まあ子供舌ってのもあるかもしれないですけど、みんな好きじゃないですか、なんか。鮭、鱒、サーモン、トラウト、まあそのへんが大好きだったから、だから子供のころね、おにぎりの具は 実際鮭ばっかり選んでました。ただね、ただ大人になってきて逆になんかちょっと飽きてきましたってところでね。はー、鮭オニギリ食ってるとかガキがよぉ~、みたいな気持ちになって、サーモンボーイがよぉ~って。逆に明太子とか梅とかばっかり食ってます。ジジイはそういうの食べるんで。で、まあ……あとイクラも好きですね。でもイクラってつまり鮭じゃん! やっぱシャケって神だわって思って。アイヌ語でもカムーイチェプ、神の魚って言いますから。また神の話してる……そういう事ですね。やっぱりサケに囚われてる感じですね。そんな感じです。オニギリの好みの遍歴は。
アカーシャ「でも@savacanのアイコンサンマなんですよね」
うん、サンマですよあれは
ishikoro「誰もつっこんでくれなかったという」
誰もつっこんでくれなかった……
寒埼「全然気付かなかった」
アカーシャ「そこまで注視してなかったんでしょうね」

酒の話の最後にサケの話を持ってくる、という完全にダジャレみたいな意図でこの位置にきた質問。
実際シャケって異様に旨くない? いや他の白身魚も旨いんだけど、シャケは魚特有の癖や臭みが少ない気がするし脂やら旨味も凄いから「わかりやすさ」が段違いだ。子供に人気なのも当然だよね。かといって大人になったからってあえて逆張りしてサーモン避けるのもそれはそれでダサいかも。
savacanのアイコンをサンマにしたのはずっとツッコミ待ちだったけど自分でゲロってしまった。こういうのは自分で説明しない方が粋だと思うし、ウケなくても人知れずボケ続ける事が大切だと思っているのだが、それを貫くには強い信念が必要やねんな。

Q20.初期の頃に錯乱絵文字を大量に申請してしまい、償いとして歌詞絵文字を申請しまくっています。しかし、むしろこっちの方がURLの作業がある分面倒なのではないかと思いはじめています。やはり、キャラ絵文字を作るべきでしょうか。

あー、これか。あれか、あれだな。はい。初期の頃に錯乱絵文字を大量に申請してしまい、償いとして歌詞絵文字を申請しまくっています……お前めも煮だろ! めも煮さん質問ありがとうございます。あれ償いだったんすか!? 楽しくやってるのかなあと思ってたんですけど。
やはりキャラ絵文字を作るべきでしょうかっていう風になってる……ところなんですけど、そのーまあキャラ絵文字を作る「べき」とは言いませんけど、ただ、そのめも煮さんがキャラ絵文字とか更に凝った題材に挑戦したらそれって素敵やんっていう、素敵なことだな、感動するだろうな、っていう風には思うので、やって欲しい。やって欲しいよね。絵文字っていうクリエイティブって他人が使う事で広まっていく感じがやっぱり合成音声的な文化とも親和性が高いな~っていう所もあって、誰かとやっていくクリエイティブっていいよね、って感じる所があるんですね。めも煮さんはお若い方だから、今後どういう道に進むかはちょっとわからないんですけど、そういうのやってたなって思い出っていいもんだなあって思うし……
で、ただ、その面倒くさ、面倒なんではないかって心配されてるんですけど、面倒くささについてはアカーシャさんがなんとかしてくれるんで……うん、めも煮、アカーシャを倒せ。
以上です。

創作において評価してる人物に対し「倒す」「やっつける」という表現を使って嫉妬とBattleの意思をやたら見せるのは僕の悪い癖……そういう意味では、ぼすきーには数多くの倒すべき奴らがいる。アカーシャの野郎もその一人だ。でも、めも煮さんを煽ったのは良くなかったかな~、やっぱりまず楽しむのが第一であって、Battle精神はその次に来るべきもののはずだ。若者をアジテーションするのもよくないし「倒すのは俺だああああああ」ってちゃんと自分で言うべき所なのかもしれない。あれ、こう考えると色々良くなかったかな。反省。

とりあえず、めも煮さんがアカーシャさんをボロボロに追い詰めたあたりで私が背後からめも煮さんを刺し「ケヒャ~~~! ご苦労、若人よ! 後はワシがアカーシャを血祭りに上げてやりますよォーッ!」みたいな感じで登場する準備をしておくべきなのかもしれない。*17

Q21.ぶっちゃけ絵文字申請についてどう思ってますか?

また絵文字関連ってことですね。これ最初の頃はスッゲ過酷だったし権利関係の審査とか大変だしで、まあしんどくてしんどくてもう気が遠くなってたんですけど、今は物凄いアカーシャさんに丸投げしてるんで、権利関係の責任以外はだいぶ甘えさせて貰ってるような状態なんですが、いくらなんでも甘えすぎかな、っていうのは本当に、本当に思ってます。殺さないでくれ本当に。思ってるんで、いい加減負担を減らさないとシメられるんじゃないかっていう風に思ってますっていうところですね。
アカーシャ「さっき『倒せ』って……」
倒せ!! あのー、こやつを倒して、なんとかしろという風に思ってます。
アカーシャ「最近はbotでの登録の方も少しずつ動いてますのでね、だいぶ楽させて貰ってますよ」
もうちょっと楽に……ね、あと権利関係のジャッジとかも曖昧な所があるんで、審査とかを上手くやるっていう所をね。みんなその度その度にやってるような感じなので、その時の雰囲気とかノリで通るかリジェクトされるか決まっちゃうみたいなのがあって。あんまり考えたりとか迷ったりするっていうのが一番負荷になるんで、そこを改善したいっていう風には思ってます。

ごめんて、ごめんて。自分が苦労してたからわかるけど本当に大変なのでアカーシャさんを筆頭に登録してくれるモデレータ諸氏には凄い感謝してます。みんなちゃんといつか血祭りにあげるからね。

Q22.大変お世話になっております。最近は合成音声界隈においてぼすきーの知名度が上昇してきているようで合成音声キャラクターの公式またはそれに類する方もしばしば見かけるようになり、1ユーザとして喜ばしく思うとともにイカロさんの心労を心配しております。胃薬などお送りしたほうがよいでしょうか?また、今後イカロさんの心労(=責任)を分散させる手立てなど考えておられたりするのでしょうか?

これも、お世話になってます、胃薬などお送りしたほうがよろしいでしょうか? っていう、ありがとうございます、お気遣いありがとうございます。セルベールとかガストールを常備してるので私は大丈夫です。ガスターは合わなかったですね。
公式の人が入ってくるのはね、ご利用頂く面で戦々恐々としてますけど、なんか……なんか最近はちょっと慣れてきたというか、ヨシ頑張るぞっていう気持ちはね。堂々としてれば悪いことはないよねっていう所がありますね。
で、この質問者の方は心労=責任っていう風におっしゃってますけど、ここはちょっと認識が違ってて。しんどいのとかつらいなっていうのをたくさん肩代わりして頂いて嬉しいな~っていうのはあるんですけど、めちゃくちゃ丸投げしてて心労というか負担の分散は既に達成されてるような状態。ですけど、ただ責任分散させちゃやっぱイカンよなっていう風には思ってます。基本全てイカロの責任ですっていう風には言うようにしてます。なんか仮にモデレーターさんが何かミスったりしても、最終的にイカロが怒られるって形にしておかないとやっぱダメじゃないかっていう。
あのー。それはね、あの恰好つけではあるんですけど、強がりでもこれは言っておかないとダメな事だと思ってて、だから私弱いから実際に大変な事が起こった時に逃げ出さねえって、しっぽ巻いて逃げ出さないって保証はどこにも無いんですけど、でもそれでもね、なんか「俺は悪くねえあいつがやったんだ」って言いだす代表ってメチャクチャ軽蔑されると思ってるんで、そこはね、そこはちゃんと善人アピールとかしないでこう……「お前酷い事してんな」っていわれたら「そうかもしれません」と受け容れて「悪い所もいっぱいあるけど、ちょっとちゃんとしてねえけど、なんとかやっていきます」っていう態度があるべきだな、って思ってるんで、そこはそうですよ。
モデレータさんの功績はモデレータさんの功績だけど、モデレーターさんの責任はイカロの責任っていう所はあの、考えるようにしてますってところですね。
みそ「モデレータ間では破壊的なデカい変更とか強い変更はまあ複数人で『いいよね?』って確認してから消すようにはしてますね」
そう、合議はするようにしているし、なんかやらかしたときに基本イカロが悪いっていう風に言っていただければいいと思ってますってところです。
(※モデレータさんの皆さんがありがとうを述べてくれ始める)
あのねー、いざという時までそれ(感謝の言葉)は取っといてくださいって感じです
寒埼「いざっていう時が無いんですよ」
今はカッコつけてるだけなんで
ウボァー「逆に言うとそういう場面が来ないほうが嬉しいですよね」
それはもちろんですね
ウボァー「そういう事にならないように普段から上手いことやっていくのが我々モデレータの仕事でもあると」
はい、頑張りましょうお願いしましょうって所ですね今後ともっていう。

これは本当に「こうなりたい」という理想の話でしかなく、実際に出来てるかどうかは完全に別の話だ。代表って結局泥をカブる役目だし、こういうコミュニティで目立つ位置にいるのだから、例えば自分に落ち度のない理不尽な理由でマイナスな評価を受ける可能性なんかも覚悟せねばならない。特に、ユーザー同士で争いがあった場合に両サイドから「冷淡だ」「無責任だ」とお叱りを受ける事があったとしても、なるべく不干渉でいて、介入は治安維持のみを根拠としなければ態度の平仄を合わせようがない。何より私は個人的には必要以上に「正義」「綺麗事」で武装する流れになりがちな現在のSNSに辟易としているので、カスなものでもある程度受容される環境を維持せねばならない、と考える方だ。これを続ければ必ず悪人として糾弾される日がやってくるだろう。それでもやる。*18
私を善人だと捉えて評価してくださってくれている向きがいるのならば、裏切られたとショックを受ける前に私から距離を置くか、予め失望しておく事をお勧めする。どうせ悪評が蔓延り、期待には応えられない可能性が高いぞい。「安心して推す」みたいな存在としては薄汚れすぎのおっちゃんだけんね……申し訳ないわね……
管理人という立場だからだろう、妙にみんな私に好意的だが、それはそれでなんとも不安になる。私は根本の部分でそんな評価に値する人間ではない。私視点でぼすきーは全然大嘘のおかしな世界に見える。優しすぎるし都合が良すぎるしみんな私を騙そうとしているんじゃないのか……そうでなくても自分はある種のエコーチャンバーの中にいるわけだからバランス感覚が崩壊してやしないか……疑念がいつまでも晴れない。それで卑屈になるつもりも無いけれど。

Q23.一年前の自分になにか一言言えるなら、なんと言いたいですか?

みそ「あ、次の質問これ、自分ちょっと当たってるかわかんないですけど1個出してみていいすか、これ。1年前の自分に何か一言言えること」
お、はいはい
みそ「これドメイン名をicalo.netじゃなくてvoskey.netにみたいな」
それはね、確かに言いたいかもしんないですね。『voskey.netにしとけ』っていうのは言っておきたいですね。それ以外で凄い後悔してることっていうのは……voskey.icalo.netも、まあまあまあいいです。言えるんなら言うけどまあいいですって感じかな。あとは『大変だけどなんとかなるよ~』って感じですね言えるとしたら
あ、あとはnvidiaの株全力で買っとけって言いますよね。
みそ「さくらインターネットじゃないですか」
へっへっへ、そうですね、さくらインターネットも買っとけっていいますね
ishikoro「あとアレか、ビットコインもなのか」
ヘッヘッヘ、インデックス投資なんてやめとけ、と。全部nvidiaにしとけと。
はい、そんな感じですね。

色々将来について思い悩んだりはしてるけど、過去の特定の行動をそこまで後悔しない方なので、事前にも即興にも思いつかなかったのが正直なところ。例えばデータをUSBメモリに詰めて送れるとかならかなり色々送りたいものはあるが「一言」だと凄く難しい。
だから最終的に「ドラえもんの道具はどれが欲しい?」みたいなレベルの「こんなこといいな」的な楽し気な話をして回答が終わってしまった。

Q24.楽しい場を提供してくださりありがとうございます。

これ、これねー、質問じゃない! 質問じゃないから『ム! 試されてるのか!?』って『楽しい場を提供してくださりありがとうございます。』これ、この真意を推測せよっていう所なのかなって思ってたんですけど、あえて落とさずに入れておきました、と。これはどうなんだ、ちょっとごめんなさい、これは上手く返せない。あのー、ありがとうタイムになっちゃうからごめんなさい次行きましょうって感じ。

これも事前にも即興にも本当に思いつかなかったので申し訳ない。なんか流れから気の利いた事言えるかなって一応残しておいたんですが何も思いつかなかった。
あとありがとうタイムは普通に怖いのでじっくり考える余裕も無かった。感謝されるの、嬉しいけど怖いんですよね。応えられないと思っているから。

Q25.自称ぼ廃の者です。まずは、このぼすきーによって、私はいろんな合成音声キャラと出会うことができました。自分の好きな合成音声を胸を張って言える場所です。このような場を設けていただき本当にありがとうございます...!!! ここから質問です、鯖運営かなり大変なことが多いと思いますが、やはりやってきて一番嬉しいと思ったこと、やりがいを感じたことなどを教えてください。

みそ「嬉しかった事とかやりがいですかね、これは」
ありがとうございます、って所で。嬉しいです。感謝されるのがやっぱり嬉しい。やっぱこれ普通に皆さんが楽しくやってるのを眺めるのって嬉しいですよ実際。そういう利用のされ方が理想ですしね。あのー、ぼすきーで生まれた縁で楽しくやってる人がいるっていうのがやっぱり一番やりがいというか嬉しい所ですよね、それは本当に。
みそ「あとはこっから発生した二次創作とかもいっぱいあって素晴らしいですよね」
それは確かに、そこからクリエイティブというか、創作が生まれてる、交流が生まれ、縁が生まれてるっていうのがやっぱり一番良いですよね。そういうのがやれるなら。別にそのつもりでやってたわけではないんですけども、ああよかったなって気持ちにはなります。
みそ「イウしキーも素晴らしい二次創作をたくさん産んでますけどね」
それはどうでもいいです

これは補足の必要もなさげな、物凄く素直な回答。
私のイウしキー発言がどうでもいいことを含めて嘘偽りのない気持ちであります。
っていうか書きながら思ったけど、全部の回答に補足を付けてるこの記事も物凄く変だ。長すぎるし。必要なとこだけピックアップすりゃよかった。

Q26.ぼすきー創設の理由 Q27.どうしてぼすきーを運営しようと思ったのか

そう、ぼすきー創設の理由、これはごめんなさいですけどまとめての返答、隣にももう1つどうしてぼすきーを運営しようと思ったのかっていう質問が来てたのでちょっとまとめての返答になっちゃって恐縮なんですけど、ただこれ去年のアドベントカレンダーで書いたのが、ほぼ全てで、基本的には勉強のためでしたってのがありますね。
元々は『ツイタマが無くなっちまった~!』っていう所でショックを受けていた所で、あとはTwitterでワーッて社会問題について話をしてるけど、それもな~っていう感じになってたから。じゃあちょっとMisskey覗いてみたら楽しそうだし自分で立てられるじゃん、っていう風になってちょっと、やってみようってそういう軽いノリみたいなのがあったんで。なんか……
あんまり凄い目的意識があったわけではないっていうのが本当にあるんです。だから『ウォォでっかいコミュニティ作ってやるぞ』みたいな気持ちもないし何かしら達成したいっていうアレがないからこそなんか……ダメだったじゃないけど、なんだろう。ぼんやりしたような、ぼんやりとした雰囲気でやっていってはいるんですけど。
まあただやってるうちに謎の使命感を持ってきましたっていう、ところですよね。縁が生まれたり創作が生まれたりするのを見守りたいなっていう気持ちが出てきたって所です。回答としてはそういうところです。
ウボァー「さっき話が出たアドベントカレンダーの記事、あのー、非常に名文なのでね、皆さんも読んだ方がいいですよ。読まないと損しますからね」
アカーシャ「人生の半分損しますよ」

えっ貼るの、やめてよー、ちょっと恥ずかしいでしょ
ウボァーイカロさんからこの文を引き出しただけでもぼすきーアドカレをやった価値はあったな」
ishkoro「この文章の偉大な所はね、なんと、りのちゃんがここでちゃんと認識されてるんですよ。非常に偉業ですよ」

いや~、恥ずかしくなってきたマジで。

この記事の事である。これもやたら長い。よくこんだけ書けたものだ。
icalo35.hatenablog.com
ishikoroさんが触れているが、りのちゃんを当初黙殺していた気持ちや心情の流れなんかも綴っている。ぼすきーで生まれたキャラクターだけど、内輪ネタという事に悩んでいた時期もあったのだ。今はUTAU勢とかMYCOE勢がメッチャ増えたので「別にいいか……オリキャラくらい……」と完全に受け入れ態勢になっている。とはいえ、まあ受容しつつも当初無視した後ろめたさみたいなのもありQ4の回答で「愛犬」なんて表現する照れが生じてしまっている。なんなんだ。
文章としては頑張って書いたから褒めてくれるのは嬉しいけどめっちゃ恥ずかしいな。読まなくていいです。

幕間

次が最後になったのかな、質問。
あのー、えーっと、これとは別に『#好きな伽アート』っていう質問もあってたんですけど、選ぶのとかスッゴイ大変で……時間があればぐらいにしようかなって一旦外させて貰いましたって感じですね。

Q28.ぼすきーのTLを眺め続けて1年ほど、だいぶ空気感の移り変わりを感じる今日この頃ですが、イカロさんはTLの→変遷について思うところはあったりするでしょうか。(一ぼ民としては、新陳代謝があるのはよいことだなあとか、以前と比べて自分には合わないところもあるなあとかそんなことを感じたりしています)

これ、これがラストなんでちょっと語りたいアレがあったんでこれ一番最後に回させて貰ったんですけど。
この質問、1年ほどっていう事はだいぶ古参の方ですよね。その7月のAPI、あの当時TwitterAPI制限で入ってきた人よりも多分前からかなーって事で。確かに人が結構入れ替わったりして……るし、雰囲気も変わったなあって所で。で、質問者さん言葉を選んでらっしゃる……んですけど、率直に言えばあんまりよくは思ってない、怒ってるというわけじゃないけどなんか居心地の悪さみたいなのを感じておられるのかなって思いますね。
これ本当にごめんなさいという感じなんですけど、私の、イカロのスタンス自体はあんまり変わってなくて、ぼすきーのTL、まあチャンネルとかもあるんですけど特にLTLに関しては、雰囲気についてイカロが何か介入すれば何か変える余地はあると思うんですよ。ただ、ただ古参の方はご存じだと思うんですけど、基本的にイカロって強く介入する事を好まないっていう、理想が無いって言われたらそれまでなんですけど、基本的にまああるがままに、ってなってて。ただ、そういう放任をすると、やっぱりその時に発言が多い人が流れを作って、主導権取っていく、で、イニシアチブを握る人が、入れ替わりがダイレクトに雰囲気に影響しちゃうよね、っていう所はあって。それで離れていった方も多分残念ながらいるんじゃないかなってあって。
ただ、去年アドベントカレンダーでも述べたように、ぼすきーの特色っていうのは……独自の存在価値は、オープンな場所である事にあると思ってて。快適でクローズドな環境を求めるならやっぱりDiscordの方が良いんですよ。絶対。
なんで、Twitterはとにかく巨大で、やっぱり宣伝だったり、多くの人にリーチするならTwitterなんですけど。ただ、巨大すぎて文脈を全然共有してない人の目に晒されてしまったりとか、事情をわかってない……不必要に厳しい正義の炎が燃え盛ってたりとか、自分を守るために過剰に綺麗事を吐かなきゃいけないって圧力があったりとか、嫌悪感情があったりとか、ただ燃やしたいだけって人がいたり、暴言を吐いて気持ちよくなりたいっていうだけの悪意みたいな、インターネットのよくない部分も嵐のように吹き荒れているっていうのがありまして。だからTwitterの大勢相手に、こう、文脈を共有した議論とか、相手の思いを汲み取るような丁寧なやりとりっていうのはやっぱり難しいよねっていうのが……ほとんど不可能。Twitterが荒野のウエスタンで、言葉の嵐が……そういうイメージで私は持ってて。これイーロン体制になる前からなんですよね。いまインプレゾンビが、とか言いますけどね、その前から結構地獄だったというのはまああった。私はその地獄も楽しんではいたんですけど、ただまあ嫌気さした人が安心出来る心の交流みたいなものを求めて、限られた人しか入れない安全な暗い森としてDiscordの中でだけ本音を言い合ってるみたいな、そういう世界が。だから今ってオープンなWebには安心できる場所ってあんま無いなっていう気持ちはござったという。
だからDiscordみたいな暗い森の中にしかね。暗い安全な森の中にしかないんですよ。暗い森っていうのは外国の人のWebが暗い森が広がってるって記事があったんでそれの引用なんですけど。
だから、なんだろう。昔はみんなWebに繋がればきっと素晴らしいって無邪気に思ってたんだけど、そうじゃなかったねーって。だから暗い森がどんどん大きくなっていく時代が来たなっていう風に私は思ってるんですけど、森に新陳代謝ってないでしょうってところで。ダイナミックな入れ替わりや出会いに欠けちゃうから、混ぜられる広場みたいなのが欲しいよねっていう。
だからTwitterとかよりは合成音声の文脈が共有出来て、酷い悪意は排除出来ると。ただある程度新陳代謝のある大きめの場所が必要なんじゃないかっていう、そういう立ち位置をぼすきーがやると。
だから立ち位置的に、大きさとかオープンっていうのをやろうとしたら、完全な安全とか快適とか満足って提供出来ないと思ってるんですね。Twitterとかと比べればマシとはいえ、どうしても嫌なものが目に入ったりする。だから出来る限りミュートブロックで自衛して、っていう風に言っちゃうんですけど。まあどうなんだろうな。ぼすきーのLTLとかチャンネルに快適さを見出して楽しんでくれてる人もいたり、Discordメインで交流してひょこっと顔を出す人がいたりとか、そういう色んな事があるんですけど、そういう位置づけでいいかなって。Discordの作業サーバーやゲームサーバーで楽しくやってて、ひょこってたまに顔を出したりとか、その色んな森に繋がっている広場ってそういうポジションで。で、その広場自体も結構楽しいってそういうのをやっていきたいのがあるんです。ただそういう広場は存在しなければいけないと思ってて、それでぼすきーを続けるってとこですね。
ウボァー「わかるなあ、僕がサーバー立てたのも全く同じ理由ですもん」
暗い森もありーの、ちょっと顔出せる広場がありーのっていう所で、広場が楽しければそれはそれでいいですし、ああ合わねえなってなったら別のMisskeyサーバーもありますし、Discordで繋がる窓口的な? ぼすきーで繋がった縁を続けてDiscordに引きこもったとしてもそれは良いことだと思ってます。Fediverse的に(?)
うん、だから語るだけ語って質問者さんの質問、最初の質問に答えてなかったんですけど。
TLの変遷について思うところはあるか。質問者さんの言うように「新陳代謝がある」っていう点について私は「ヨシ」っていう風に思っている。
でーすーけーど、まあ、ただ、イカロが弱ってあんまり顔を出せない間に、確かに変わってしまったなって所もあるから、そこはちょっと、なんだろう。うーんまあある程度多少は広場をコントロールしていこうかなって気持ちも無くはないですね。
内輪ネタとか品性の方向性とか、そのへんもうちょっと……もう自由に放任するに任せてしまいすぎたってのはあるんで……どうしようかな。ただ、内輪ネタ全然、オープンな所ですから内輪ネタだめだめっていう風な感じであんまり触らないようにっていう風にしてたんですけど、内輪ネタは文化でもあるし、それって凄く素敵な事ではあるんで。
うーん、調整、じゃないですけどねえ……うーんバランスを考えるぅ……あんま具体的な事言えなくて申し訳ないんですけど。寒くない程度の内輪ネタというか、文化を作っていけたらいいよねって。あともうちょっと品性をね、もうちょっと。持とうぜって所ですね。今言えるのはそれくらいかな。
あのね私、品性とかね感動って、ネタで言ってるように見えますけどね、あの、私マジですからね。品性と感動はマジで言ってます。そこは皆さんに認識していて欲しい。大事な事ですよ、品性と感動は。
うん、ごめんなさい、長くなりましたけど。こういう事を語りたかったんで、最後に持ってきました。

ようやく最後の質問である。長すぎる。
これは本当に言いたかった事でもあり「暗い森」理論は随分心に残っていたので、そこから私が思考を組み立てているという話。

引用した「Webの暗い森理論」の原典は以下の記事だが、Mediumの会員登録が必要な上に英語だから紹介しても読む気にならないだろう。
ystrickler.medium.com

今ならyomoyomo氏の翻訳・日本語解説の記事を読んだ方が良さそう。会員登録もいらない。
yamdas.hatenablog.com

英語だが、図解されていて、もうちょっとわかりやすくなってるのが以下の記事だ。
maggieappleton.com

「オープンで検索サイトにインデックスされていて誰でもアクセス出来る主流のネット空間」を "Clear web"(クリアウェブ)という。これは元々Torなどの匿名化された通信を介してしかアクセス出来ないアングラな"Dark web"(ダークウェブ)の対義語として「普通のWeb空間」「ひらけたWeb」を意味する言葉だった。Clear webは昔ながらのweb空間とはいえ、そこは無差別な視線に晒され、煽情的なインフルエンサーやゴシップ、対立煽り、スパム、荒らし等がウヨウヨしているストレスフルな空間だ。SNS、特にTwitter*19は一体何が炎上するかわからない、もはや気軽に意見や本音が表明出来る場所ではなくなってしまった。自分を守る「武装としての正義」が過剰に必要なのだ。*20
そういった無差別な視線から逃れるために「見えづらい場所」を探す。それが"Dark forest"(暗い森)であり、その先にある"Cozy web"(コージーウェブ:快適なウェブ)らしい。Slack や Discordサーバーといった会員制の空間、LINEグループなんかもそうだ。検索に引っかからないし無関係の第三者には見えないプライベート空間だから緊張せずに本音の発言が出来る。
しかし、Cozy webは既存の仲を深めるには良いが、宣伝や影響力のためにはClear webに顔を出さなければいけないし、新たな知り合いが増えていく余地も実際小さい。流動的な場であって欲しい。

ならば、その中間的な場所があればいいのではないか……それが「広場」たるぼすきーの立ち位置だ。
これを「森に近い安心して馬鹿な事が出来る広場」にすべきか「開けたお行儀の良い広場」にすべきか? 規模や注目度の大きさ、ユーザーぼ民の雰囲気にも大きく左右される。運営の思想でどれくらい誘導出来るものなのかは今でも正直よくわからない。チャンネルのような森寄りの場所もあるので、最も表層にあるローカルタイムラインはお行儀良くするべきだろう……というのが実際自然な分担ではあるだろうが、私が基本的に過剰な正義やお行儀良さに反感を持ってる寛容過激派(?)な所があるのでローカルもカスになりがちだ。Q22にも関連するが、私の根本的な人格が悪人でカスだからだ。しかし今の時代のClear webなのだからそれ一辺倒ではいけない、というか危ないとは思っている。どうしても時代に求められている、広場に立つ風紀の者が。
ホームだとかえって本音や暗い話題を出す人が多いからローカルを逃げ場にしたい、という気持ちの人がいる事も観測してる。


この質問をしてくれた岡津さん(匿名質問だが本人が公開なさった)が感想ページを書いてくださっていた。
voskey.icalo.net
オープンな場なら、無限に「返答を期待しない独り言」を垂れ流していられる……との言葉は、確かにそうだ、と頷けるものがあった。
確かに、Discordのサーバーのような場所は、まず「場」があり、そこに参加している個人がいる……という感覚なので、返答を期待せずに自分の好きな事をノージャンルで語るのには向いていない。"Twitter"のようなミニブログは「自分を含む誰かの独り言の集積」であって「場」が規定する話題がなく、それに互いに反応したり、反応せずにただ眺めたり、誰も反応しない事を前提に日記のように自分の意見や楽しかった事を綴るといった「ゆるくどこにでも繋がれる自分の家」という運用が出来る。それが出来てた"Twitter"が好きだったな……ぼすきー(Misskey)で言うところのホーム運用が実の所イカロにとっての基本なのだ。ローカルに出てこなくていい……というと寂しいと感じる人もいるかもしれないが、チャンネルやらホームやらのほんのり隠れた、しかし探せば見えるような、そんな部分がある事こそがかえって「広さ」を感じさせてくれる。
私は本来、ホーム運用というか「交流も出来るチラシの裏」が欲しかったのかもしれない。Blogでもそれが出来るが、性分で長くなってしまうから気軽なTwitterが好き、という人種だったのかも。結局ぼすきーではあんまホーム運用してないけど。やはり気質的にローカルの治安維持が出来るタイプの人間性じゃないな。申し訳ない……


どうでもいいけど「森」が「安全な場所」の比喩として使われているのは、違和感が無くもない。元ネタの元ネタである著名なSF小説「三体」三部作における「宇宙の暗い森理論」は「全ての文明は武装して隠れたハンターであり、互いに見つからないように、相手を先に見つけて排除出来るように息を潜めている」として描いていたはずなので「森」はどちらかというと「危険な場所」の比喩として使われているような気がする。「森の外の脅威から身を隠せる安全な場所」というよりは「森には危険がウヨウヨしてるから安全のために息を潜めて巣に隠れていないといけない」というニュアンスだったはずだ。
Web版暗い森理論を唱えた人には「あなたは実際に暗い森を歩いてて安心出来るのか?」と尋ねたい。エルフか何か? 人間はな、暗い森で歩いてたらクマとかイノシシとかに遭遇するし危ないんだぞ。私もイノシシとバトルしたんだからよう知っとる。やはりWebコミュイニティの管理人はイノシシとバトルして勝たねばならないのか? 森の支配者にならなければいけないのか? ならば握力を鍛えねばならないようだな。そうしてQ1に戻るのだった。

Q29.アカーシャ「イカロさんに色々語って貰いましたけど、まあね、せっかくなんで今後の抱負的なものを、一応あったらお願いしたいと思うんですけども」

今後の抱負も、まあさっきほぼほぼさっき語ったのと同じですけど。
ちゃんと、なんだろう。ぼちぼち品性もあるし安全な森のハブというか、表面的なところ? オープンで入れ替わりがあるような場をまあ維持出来たら。
その維持するだけですよ、管理人の仕事なんて。モデレータの皆さんも凄い頑張ってくださってますけど、凄い無理する必要なんてなくって。治安を維持するじゃないですけど、あんまり大変な事にならないようにぼちぼち守ってくださればいいと思っていて。
実際ぼすきーを動かしてくれるとは、ぼ民の皆様なので。いや、これはマジです。私が何かやろうってんじゃなくって、なんかお任せするのでちょっといい感じにやってくれってそういうもんですよね。場をやる人ってそうですね。だから抱負っていったらまあぼちぼち守っていくぞ、そういう場所をキープするぞってとこですね。それぐらいです。ぼちぼちやる。
ウボァー「我々はそれを実現するお手伝いをしないといけないってことですね」

抱負はこのまんまである。
流石に長くなりすぎたのでそろそろ筆を置くが、かなりぼちぼちしていく所存。ワシも生活や自分の創作が大事じゃけんのう。
治安維持のために規約とかは整理するし、そのために動いているが、書いても誰も読まないんじゃねえか? 実質的に変わる事なんてあるのか? なんて気持ちもあったり。でもまあ……やんなきゃですよ。やらないと。いい加減! モデレータ勢からケツを叩かれているのだ。
つっつかれてようやく動く怠惰な管理人なので、本当に最近の良い管理はモデレータの働きであり、遅延や曖昧さなどのダメな部分は大体イカロのせいである。Q22の回答の繰り返しみたいになるが、これは謙遜というより事実だ。しかしせめて良い管理人もする。せねばならん。すまない。ありがとう。そんな感じ。

なんにせよ、しばらくは続ける。少なくとも2周年記念をやってみたいものだ。分散型SNSは続けられなくなって畳まれる事も少なくない。最近のソシャゲみたいに短命だ。しかしソシャゲと違ってヒットしなくても、そして収益がなくても管理人にやる気さえあればひとまず続けられるのだからそんなに高いハードルではないはずだ。
投稿者としてもSNSとしても、ボロボロでもダメダメでもとりあえず継続する事。積み重ねる事。それが当面の目標だ。
私にとって3番目に大事な事である。

*1:ぼすきーの誕生日は3/24説と3/28説がある。ぼすきーを実際に設置してイカロがアカウントを作成したのが3/24、外部に対して公開したのが3/28なので、別にどっちも正しい。鎌倉幕府の成立が1185年か1192年かみたいなノリに近い。設置から公開まで色々試したりモジモジしてる期間が4日もあるのは流石にビビりすぎ

*2:1週間以上残せないのはニコ生のよくない所だが、当たり前にアーカイブが残るYoutubeが怪物なだけだ。ぼすきーも画像等のファイルを保存する容量やコストはほんのり気にしてるし、動画は比べ物にならないだろう。一度サービスのレベル上げると下げられないし……

*3:「残らないからこそ配信は良い」という美学でYoutubeでもアーカイブ残さない人はいるけど

*4:こいついつも見積もりミスってんな

*5:ほんとに丸投げばっかである

*6:まあ睡眠は取ってたから一応話したい事はかなり話せた方だと思う。この日はこれでも調子が良かったほうだ

*7:海外に行った事も無いのに

*8:シリコンバレーに憧れていいのは平成まで」という謎の感覚を持っている

*9:今は砂利が敷かれておりジメジメしてない。

*10:実際にナチスドイツ時代にアメリカとドイツが険悪になってコカ・コーラ社ドイツ法人が本家アメリカのコーラシロップを輸入出来なくなったので代替品として開発されたのがファンタである。ただ国が違うとはいえ正真正銘コカ・コーラ社として開発した商品なので「偽物」呼ばわりは我ながら酷い

*11:どう考えても「みんなそう」なわけがない

*12:一応これでもキャラ萌えをやりたい面倒くさいオタクではあるのだ

*13:大層な事を言ってるように感じるかもしれないが「感動」というのは「あっ、なんだかこういうの好きだな」とか「変だけど愉快だな」と素朴に感じる程度のものでも全然構わない。むしろ私自身どちらかといえばちょっとした素朴な感動をいかに膨らませるかという題材の方が好みだ

*14:正直言って、今の自分にやや欠けてる気がする要素でもある。だからたびたび投稿が止まる。

*15:なんかむしろコロナ禍の時期とかにピッタリだったかもね。

*16:月ニコでぼすきーの名前を出して頂いた件については動画編集で立て込んでた時期だったからかマジで見落としていた。配信で教えてもらって後で慌ててチェックした

*17:何言ってんだ?

*18:無論、常にカスである事を推奨しているわけではない。私が求めるのは寛容な雰囲気であって、下品な雰囲気ではない。カスカスフェスティバルを続けすぎるようならちゃんとシメられるようにいい加減ルールやガイドラインも同様に明確化せねばならない。それが長年明確に出来ていない事こそ管理者としての私の一番の罪悪だろう

*19:オット! 今はXだったかな……フフ……

*20:もちろん、迂闊な発言をしたら必ず炎上するわけでもない。運が大きい。それに、オープンなTwitterよりもぼすきーのような比較的小さいコミュニティの方がよほど「お行儀よく」を求められるではないか、と感じる人がいたとして、それも一理ある。都会の怖さと田舎の窮屈さのどちらが嫌か? というだけの話かも